こうのす山で森のワークショップの第5回は、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、急遽オンラインでの開催となりました。
とは言え、オンラインならではの「雨の森のワークショップ」ができて、これはこれで有意義な時間になりました。


大雨の中、森に入る機会はなかなかないですよね。
実際、オンラインじゃなかったら中止になっていたことでしょう。

こちらでは、木のコブから水道のように水が流れ出ています。

こちらの樹の幹にもたくさんの水が流れていて、手をくっつけると、水の流れがわかります。
こうして水が幹を伝う流れのことを「樹幹流(じゅかんりゅう)」と言います。

こうのす山の森の木は、森の手入れで伐っても、枯れてしまうわけではありません。
これも切り株の周りから、にょきにょきと新たな木が伸びてきていますね。

よく見ると、もっと昔に同じように周りが伸びて大きくなったような「株立ち」の樹が、こうのす山にはたくさんあります。
昔はここで伐られた木から、たくさんの木炭が作られていたのでしょう。
そんな雨の森の観察の後は、テントの下に移動して、お待ちかねの木のマグネット作り!

今回も、こうのす山の森の木を使って、木のマグネット作りをします。

粗い紙やすりから順番に磨き、だんだん細かい紙やすりに換えていきます。
オンライン参加者のみなさんにも、事前に材料と4種類の紙やすりを送付していたので、画面の向こうでもがんばって磨いている様子が見えました。

磨き終えると、つるつるすべすべ、気持ちいい!

みんないい感じにできたね!

最後にあらためて、滝のような樹幹流ー!
雨の森をオンラインで楽しみながら、木のマグネットを作れちゃう、良い時間になりました。
ご参加のみなさん、ありがとうございました!
また今度、こうのす山にも遊びに行ってみてね!
(主催:南区企画振興課/「こうのす山で森のワークショップ」運営業務委託)