9月20日(月・祝)は、「世界かんがい施設遺産」である山田堰やその周辺のガイドボランティアを育成する「あさくらガイドボランティア育成講座(山田堰編)」を開催し、志賀がコーディネーターを務めました。

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全3回講座の第1回目のこの日のゲストは、愛媛県今治市を拠点にガイド活動やガイド養成をなさっている、一般社団法人をかしや代表理事の菊間彰さん。

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この日は愛媛県にある、ウバメガシの森に囲まれたキャンプ場からオンラインでご参加いただきました。

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受講者の自己紹介の後は、さっそく菊間さんにキャンプ場周辺をガイドしていただき、「インタープリテーション」を体感しました。

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「土地自体は、そこの魅力や文化、歴史を語ることはできません。それをイタコ的に、体験をとおして伝えるのがインタープリターの役割であり、また会いたくなるような魅力的な人かどうかで伝わり方が違うんです」とお話されたのがとても印象的でした。

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感じの良い店員さんのいるお店にはまた行きたいと思うし、逆であれば二度と行きたくはないように、ガイドが心地よいかどうかでその土地への印象が決まるのかもしれません。

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自然好きからパソコン弄り好きまで様々な特技を持った受講者のみなさん。その中には、既にガイド経験のある方も多く、ご自身の経験を踏まえた悩みや質問がたくさん寄せられて、2時間の講座はあっという間に終了しました。

今回は会場とオンラインのハイブリッド型の開催でしたが、双方の隔たりを感じない充実した時間となりました。

端的にとても分かりやすく説明してくださった菊間さん、ありがとうございました。
受講者のみなさん、お疲れさまでした。次回は山田堰での講座を予定しています(連続講座で募集は終了いたしました)。

(主催:あさくら観光協会)