安全管理のコラム第66回「あの猫とあのワニ」2021年10月

全然「ヨシ!」じゃない場面で「ヨシ!」をするキャラ「現場猫」もしくは「仕事猫」。

その活躍っぷりを見たい方は「現場猫」や「仕事猫」で画像検索してみてください。

そんな現場猫が生まれた経緯はこちらのブログにばっちりまとめられているのでリンク先をどうぞ!


ゼロ災ブログ「【どうして】「現場猫(仕事猫)とかいう謎キャラまとめ【元ネタ】」(2021.10.25.確認)


上記ブログをあえて要約するとこんな感じ↓。

2016年8月 くまみね(@kumamine)さんが「電話猫」を描く。様々なコラが派生。

2017年11月 いろいろ合わさって「現場猫」爆誕。

2018年ごろ あちこちの仕事現場で「ヨシ!」と大活躍。

2019年6月 くまみね(@kumamine)さんが(版権的に問題ないであろう)「仕事猫」を描く。

2019年ごろ 「仕事猫」となり、LINEスタンプやキーホルダーなど現実世界に進出。

 

そしてとうとう啓発ツールにも使われ始めました。なんと中央労働災害防止協会(中災防)の安全衛生標語ポスターや卓上POPにも採用されています。このあたりとか。

数多くの事故やヒヤリハットに直面してきた(?)仕事猫が安全標語ポスターになっているのはたいへん味わい深い。説得力が無いような、いやむしろすごく実感がこもってる…のか…?

はじめて見る人には単なるかわいい猫のキャラクターかもしれませんが、イラストとしては「両目の焦点が無限遠」っぽく、つまり目の前の人やものを見てないように見えることとか、「黒目に輝きがないこと」とかが、ほんのり不安やシュールさを感じさせてじわじわきます。

 

まあでも、一般的な行儀の良い、いかにもなマスコットキャラクターって建前っぽくて上すべりしがちです。心に届かないだけでなく、押し付けられたようでうっすら反感すら感じるかもしれません。

その点、仕事猫は少しブラックな感じや飄々とした面白さがいいのかもですね。いろんな職業の人の手で様々なコラを作られてきたキャラクターなので、働く人の目線に近いということもあるかも?とか考えたりしています。

 

同じくネットで話題になったキャラクターが啓発ツールに採用された例では、埼玉県警の「交通事故ハザードマップ2021」があります。昨年、Twitterで注目を集めた4コマ漫画「100日後に死ぬワニ」のキャラクターが使われています。

漫画のラストと結びつけて考えると「交通事故ハザードマップに採用してよかったのか?」という気がしなくもありませんが、多くの人に手にとってもらえるのは確かじゃないかと…。

 

猫にしろワニにしろ、そこはかとなく不穏な、ブラックな雰囲気はありますが(笑)、見た目だけでなく、経緯や物語も含んだキャラクターとして安全管理界隈で活躍してくれています。

 

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