福岡の森で生まれ育った材を使っておうちで「森の木クラフト」を体験してもらいました。



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出来上がったピカピカの木のマグネットを持ってハイチーズ!


第1回の「木のマグネット」はマテバシイを材料に作りました。

今、福岡の森ではあちこちでナラ枯れが発生しています。
中継した鴻巣山でもカシノナガキクイムシが媒介する菌によって、
ドングリの木の仲間が枯れ始めています。



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こうのす里山くらぶが伐採した枯れたマテバシイ

いっしょうけんめい生きたマテバシイをありがたく使ってクラフトスタート!


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全部で4種類のヤスリを粗い方から使い、少しずつ磨いていきます。
特に最初の120番でしっかり平面の凸凹を取ることがぴかぴかのマグネットを作るコツです。



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いっしょうけんめい磨いている様子が画面からも伝わってきましたよ!



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そしてヒゲさんのマグネットがこちら!光っている!!

ニスを塗った疑惑が持ち上がるほどぴかぴかになったヒゲさんのマグネット。
参加者の皆さんのマグネットもツルツルぴかぴか。触り心地も良い感じに仕上がったようです。
伐採したマテバシイの切り株から無事に萌芽が出て、命が続きますように。


そして午後の第2回はスギや竹の小枝を使ったホントに書ける「森のえんぴつ作り」。
こちらはスギのえんぴつの材料。これを削っていきます↓


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今回のえんぴつの材、スギとサクラは水源林ボランティアさんが間伐したものを
ご提供いただきました。

こちらは中継先の鴻巣山の谷に生えていた立派なスギの木。


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ヒゲさんが下から見上げると「おぉ!!」スギの大きさに圧倒されました。

さっそく削ってえんぴつの形にしていきましょう。


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ぐりぐりと削っていきます。



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ヒゲさんの怪しい試し書きに笑いながら、みんな完成!!

出来上がったえんぴつと一緒に記念撮影。


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楽しいクラフトを通して、福岡の森を身近に感じてもらえたら幸いです!



(主催:福岡市環境局環境調整課)