2月12日(土)かなたけの里公園で「冬の里山観察会」を行いました。
新型コロナウイルス感染拡大防止のためすべて野外でのプログラムでしたが、寒すぎず、晴天で気持ちの良い時間でした。
冬の里山観察会の主人公は今年もニホンアカガエル!
バケツの中には何が入っているのかな?
じゃーん。ご本人登場!
公園スタッフが見つけたニホンアカガエルさん、今日はよろしくお願いいたします。
よーく見ると、指先が細長くて、アマガエルのような吸盤がないことがわかります。
最初は湿地の周りをあるいて、ニホンアカガエルの産んだ卵のカタマリ、卵塊をさがします。
「あった!」「ここにも!」
絶滅危惧種のニホンアカガエル。
アマガエルのような吸盤がないのでコンクリートの水路で囲まれたりすると、上がれなくなってしまいます。
冬に水のたまる、こうした浅い湿地が大切なんですね。
次は別の湿地に移動して、手に触れて感触を確かめたり、虫メガネでじっくり観察したりしました。
「じーっと見てると動いてる!」
その後も湿地でほかの生きものを探しました。
カワニナやタニシのなかま、ザリガニの赤ちゃんもいました。
観察会が終わってもいつまでも湿地の周りを駆け回る子どもたち。
みんなの楽しそうな姿が印象的な、今年の冬の里山観察会でした。
(主催:かなたけの里公園)