大平寺緑地で実施したまちなか里山事業。
2回目のこの日は、森の手入れとクラフト体験。
九州電力送配電株式会社の「こらぼらQでん」のみなさんの参加もあり、地域の方と合わせて35名にご参加いただきました。

オリエンテーションの後は、緑地に移動して通路沿いの樹木のひこばえを整理しました。

これから育つと良さそうな枝を2本だけ残して、あとはノコギリや剪定バサミでカットしていきます。

剪定枝や散乱していた枯れ木は、通路脇に集めてカントリーヘッジにしました。こうしておくと、小さな生きものや菌糸たちが少しずつ分解して、土に還してくれます。

短時間の作業で、うっそうとしていた緑地内もスッキリ!道路からの見通しも良くなりました。

後半は、剪定した枝を使って森のスプーン、フォークづくりです。
今回はスダジイの枝が多かったようです。
スプーンの柄にちょうどよい長さにカットしてくれた参加者さんたち。とっても助かりました!

まずは気に入った枝を選んで、紙やすりで磨きます。

好みのツルツル加減に磨いたら、ヘッドを入れて完成!

なぜか木の皮を剥ぐのが流行った今回の森のスプーンづくり。

親子の、あるいは、地域のみなさんとのコミュニケーションのひとときとして、ゆったりとした時間が流れていたように感じました。

地域のみなさん、こらぼらQでんのみなさん、お疲れさまでした!
(共働事業「まちなか里山事業」NPO法人グリーンシティ福岡&福岡市動植物園・みどり運営課)