まもるーむ福岡で年に1回実施している「環境活動発表会」。
今回は身近な森や緑地を活用して子どもの体験の場を提供する団体を中心に
活動発表や話題提供をしていただきました。
左:NPO法人グリーンウッド自然体験教育センター 緒方公美さん
参加者だけでなく発表者も、まもるーむ現地とオンラインと分かれて発表しました。
まずは福岡市内で活動する森に関わる5つの団体から活動の様子を発表していただきました。
まちなか里山事業(現地発表/志賀壮史)
愛宕の森と緑を守る会(現地発表/山崎喜代子さん)
こうのす山であそぼう会(オンライン発表/大野敦子
海の中道海浜公園環境共生の森 (オンライン発表/
浅沼義行さん)
油山市民の森 森を育てる会 (現地発表/鎌田隆さん)
短い持ち時間の中でそれぞれの活動の様子、こだわりポイント、
大事にしていることなどをお話いただきました。
現地での休み時間、ヤブツバキで作った笛を教えてくださる鎌田さん
しばし休憩のあとは長野県の
泰阜(やすおか)村より、山村留学・暮らしの学校「だいだらぼっち」を運営するNPO法人グリーンウッド自然体験教育センターの緒方公美さんをゲストにお迎えしてお話を伺いました。
NPO法人グリーンウッド自然体験教育センター 緒方公美さん
NPOグリーンウッドでは子どもたちのねっことなる部分(感じる心、生み出す心、楽しむ心)を大事に守り育てるような活動を実施されているとのこと。大人たちは「相談員」という形で子どもたちと関わり、サポートされているそうです。
さらに緒方さんがスマホで「だいだらぼっち」の敷地内を撮影しながら参加者に紹介してくださいました。
こんなにのどかな風景の中に施設はあります。
とてもかわいらしい建物で子どもたちは生活しています。
毎日子どもたちはここで話し合って段取りや食事などの生活に必要な当番を決めます。
すばらしい「だいだらぼっち」の取り組みと子どもたちの生活にとても感心しました。
最後には参加者のみなさんから寄せられた感想や質問にそれぞれがお答えし、
まもるーむとオンラインの両会場からのたくさんの拍手をいただき閉会となりました。
発表者もお互いの活動からヒントを得たり、さらに勇気をもらったりしました。
ご参加のみなさま、ありがとうございました!
主催:福岡市保健環境研究所