市役所ロビーで開催した「生きものと私たちのくらし展」との連携企画第2弾。

22日のテーマは「森を支える分解者 きのこ」。
南区のこうのす山から、福岡きのこ友の会のみなさんと共にお届けしました。
市役所の会場と中継できるのも、オンライン自然観察会ならでは。

こうのす山でのきのこ探しは初めてというきのこ友の会さんですが、開始早々に第一きのこを発見。白いカサが美しいナヨタケです。
その後も、ちょっとしか進んでいないのに続々と見つかりました。
主に見つかる場所は、倒れて腐りかけた樹木から。
きのこには倒れた木を少しずつ分解し、土に還す役割があるのですね。
まるで森の掃除屋さんです。

ある倒木とその周辺には、こんな小さなきのこがびっしり!イヌセンボンタケです。

大きなサルノコシカケも見つかりました。樹木の年輪のようなものができるのだとか。これは20数年もののコフキサルノコシカケですって!
ここのところの晴天続きで数は少ないとのことでしたが、ちょっとしか進んでいないのに色々な種類のきのこが見られました。

オオキヌハダトマヤタケ。

粘菌の仲間、マメホコリは小粒のイクラみたいですね。
まだまだ名前もわからないきのこがたくさんあるのだとか。これからの季節、きのこを探しながらの山歩きも楽しそうですね。
福岡きのこ友の会のみなさん、ご参加いただいたみなさま、ありがとうございました。
(主催:福岡市環境局環境調整課)