10月29日(土)はかなたけの里公園にて、秋の里山観察会「草木染め」を実施しました。

まさみん&のじーの進行でしたよ。

おかげさまで大盛況だった今回も、染料に使ったのはクリのイガ。

朝から煮出してできた染液に、輪ゴムで絞りを入れたハンカチを投入。そのまま鍋でコトコト、ハンカチを染液に浸しました。

コトコト煮た後、今度は媒染剤に浸します。

金属を含む媒染剤のおかげで、布が染まりやすく、色が落ちにくくなります。

 

今回使ったのは、アルミを含むミョウバンと、鉄を含む木酢酸鉄。媒染剤の種類によって色が変化するのがまたふしぎ。

染め上がるまでの待ち時間は、外で散策タイム!

色を意識しながら歩いてみると、コブシの実、タンポポの花、ツユクサの花、ゴンズイの実、クサギの実など、草木染めに使われるものも使われないものも、いろんな色が見つかりました。

染まりにくい色も染まりやすい色もあって、自然の色っておもしろい~。

散策から戻ってきたら、輪ゴムを外して、思い思いの絞りが入ったハンカチを眺めました。

世界に一つの素敵なハンカチの完成です!

草木染めは、身近な植物を活かす昔ながらの暮らしの知恵。

現代に生きる私たちも、身近な自然を活かした暮らしを楽しんでいたいですね。

(主催:かなたけの里公園)