福岡市水源林ボランティアの会」の皆さんと一緒に、水源林ボランティア入門講座を実施しました。前日の予報は雨。開催できるか心配しましたが、当日はパラつく程度。むしろ、雨の合間の森は気持ちよかったですよ!

曲渕ダムのすぐそばにある活動拠点「茶話の森」に集まった参加者のみなさん、水源林ボランティアの会のみなさん、福岡市水道局のみなさん。そろったところで、N会長からごあいさつです。「みなさん、よろしくお願いいたします」

 

みんなでストレッチをしてスタート。急にパラついて大丈夫なように、ノコギリ実習の場所にタープを張っておきました。

 

ノコギリ実習。前の週の活動で切り出しておいたヒノキの丸太をうすく輪切りにしていきます。ゆっくりでもいいので、長く、まっすぐひくのがコツ。切った輪切りは植木鉢置きでも、磨いてコースターに使ってもOK。ヒノキのすごくいい香り!

先輩ボランティアさんたちが、手伝ったり、アドバイスしたり、なかなか手厚い雰囲気です(笑)。

 

ここで水源林ボランティアの会のNさんからミニレクチャー。葉っぱを持ってスギとヒノキの違いの説明です。

 

続いて、チェーンソーによる伐採のデモンストレーション。水源林ボランティアの会のYさんが担当します。「受け口」「追い口」の説明をしながら、機械で間伐を行う時の手順をお伝えしました。

(当初、尾根筋の間伐作業地を予定していましたが、雨で滑って危険なため平地で行いました)

 

水源林ボランティアの会のGさんから、活動拠点「茶話の森」の周辺の森についてお話。スギのかたちから成長の度合いがわかること。竹林だった場所を切り開いて広葉樹に植え替えたことなどお聞きしました。

 

最後は、3月からはじまる「炭焼き窯」づくりについて。まさに座っているこの場所に炭焼き窯を作る準備が進められています。

森の手入れをしつつ、出た材を活用して炭に焼く。それが福岡市の水源を守ることにつながります。ご興味ある方はぜひ「福岡市水源林ボランティアの会」さんにお尋ねください!