
「まちなか森のガイドウォーク」第2回は、前回の第1回の解散場所「桜坂駅」からのスタートです。歩いて数分の南公園の入ると、シジュウカラの声が聞こえます。最初に立ち止まったのはイロハモミジの木。熟す前に落ちたモミジの種をみんなで観察しました。

イヌビワはイチジクの仲間の木です。実が付いてるように見えますが、実はこれは「花」。内側に向かって咲いています。そんな不思議なイヌビワの花はイヌビワコバチという小さな蜂と共生することで次世代を増やしています。(画像提供:Mさん)

1年ちょっと前にナラ枯れで切り倒されたスダジイの切り株。がっしりとつかまれた根っこの間からはエノキやムクノキなどの芽生がありました。切り株からも新しいスダジイの芽が伸びていました。(画像提供:Mさん)

南公園の頂上の広場でちょっと休憩。この日の健康茶は「ごぼう茶」と「たんぽぽ茶」です。ごぼう茶は前回も人気。たんぽぽ茶は焙煎が深くてコーヒーの感じもありました。身体を動かして、森の中で温かいお茶を飲むと、健康になった気がすごくしますね!

参加者同士のお話も盛り上がってゆっくり楽しんだので、この日はコースを短縮することに決定。森の中の踏み分け道を降りて行き、金刀比羅神社を抜けて、車通りの多い薬院大通まで戻りました。

事後アンケートでは「近所にこんな森があるとは知らず、びっくりした」「参加者と一緒に作るウォークという感じで、 私もリフレッシュできた」「とても楽しくあっという間の2時間でした。健康茶も美味しかったです。」など、感想をいただきました。
次回は6月8日、髙宮駅から出発の予定です。
主催:NPO法人グリーンシティ福岡