6月9日(日)は、かなたけの里公園にて田植え祭りが開かれました。私たちは「むしむし団地」というブースで出展し、ハチやその他の生きもの達の住処になるインセクトホテルづくりをみんなで行いました。

当日は小雨。ちょっと心配していましたが、元気な子ども達が「むしむし団地ってなにー?」とわいわいやってきてくれました。

主にオオフタオビドロバチという狩りバチが利用してくれるように巣箱を作ること、オオフタオビドロバチはお母さんがイモムシを捕まえて竹筒に運び、卵を産み付けて赤ちゃんのエサにすることを説明。野菜を食べるイモムシを取ってくれるし、お母さんは花の蜜も飲んで受粉を助けてくれるし、畑に居ついてくれるとありがたい存在なんです。

お話の後は作業スタート!スタッフがサポートしながら小学生や未就学児のお子さんもノコギリで細い竹を切っていきました。ほとんどの子達が初体験だったかも?切った竹はフレームへ。この家具のように立派なフレームは里公園のファームスタッフのみなさまが作ってくださいました。とても長持ちしそうです。

白シャツを着てノコギリのサポートをしてくれているのは新インターン生・ようだい!SOMPO環境財団さんのCSOラーニング制度を通して今年度一緒に活動してくれます。イベント初参加だというのに上手に参加者対応をしていて驚きでしたよ。これからよろしく!

時間内にすべての枠を埋められず、きっとなんか住むやろうとササの葉をギュッと詰めたりして完成~!今後、炊事棟周辺に設置予定です。オオフタオビドロバチは危害を加えなければ刺しません。かなたけに行った際はぜひ「むしむし団地」を観察してみてください。

(主催:かなたけの里公園)