
7月27日(土)の夜は、「こうのす山の夜の生きもの観察会オンライン」を開催しました。
南区役所主催の「こうのす山で森のワークショップ」の一環です。
博多昆虫同好会の伊東竜平さんをゲストに、ライトトラップに集まった虫や周辺の草木で見つかった虫をみんなで観察しました。
イベントは夜8時にスタート。
画面にはおうちで兄弟や親御さんと一緒にくつろいだ雰囲気で観てくれている子ども達の姿がありました。中には大きなあくびをしている子も(笑)夜のイベントは私たちも新鮮です。
最初に現れたのは、木をどんどん上っていくセミの幼虫。意外と素早い動きでしたね。
映像では抜け殻と区別がつきづらかったのですが、翅の部分を見るときれいな黄色と緑色。背中も割れていません。同じ木の葉っぱの裏にはヒゲナガサシガメがいましたよ。太い前脚で小さな虫をガシッと捕まえて食べちゃう肉食のカメムシです。
ライトトラップには変わった胸の形をしたシンクイの仲間や、小さな蛾類、昼と勘違いして寄ってきたナミハンミョウやアブラゼミの姿が。去年も来てくれたウスバカミキリは顕微鏡で顔をアップにしてよく観てみました。離せ離せ~!と、鋭いアゴを休まずガシガシ!噛まれたらきっと血が出ちゃう…
そうしていると参加者から「さっきのセミは?」とコメントが。
戻ってみると、、、背中が割れてる!
ここからはセミの羽化観察会。終了時間を過ぎてもみんな残って、このセミが殻を抜け出すまで見届けました。きっと翌朝元気に飛び立って大きな声で鳴いていたでしょう(腹弁があったからオスだね)。遅くまでご参加、ありがとうございました!
(主催:南区企画振興課/「こうのす山で森のワークショップ」運営業務委託)








