
全3回の連続講座の「ふくおかの森里川海つながりネイチャーツアー・現地編」。私たちのくらしを支えてくれる身近な自然に触れ、現地で体験しながら楽しく学びます。第2回の田んぼ編では室見川中流域にあるかなたけの里公園に集合して散策をスタートしました。
園内の田んぼでは稲がすくすくと育ち、収穫まであと一歩です。今年もよいお米が取れるかな?と稲の様子を観察します。また田んぼには大量のバッタたち。バッタやトンボですぐに虫かごがいっぱいになり、田んぼがたくさんの生きものたちの命を育んでいることを実感できました。
次に公園に隣接する乙石地区へ。ここでは田園風景を楽しみつつ、知る人ぞ知る夫婦塚古墳にも立ち寄ります。とっても立派な古墳で、乙石地区が飛鳥時代から米づくりされた豊かな土地であった証しとも言えます。古墳は石室に入ることもでき、参加者のみなさんと暗い中へ恐る恐る入ってみました。外の強烈な暑さから逃れ、ひとときのひんやりタイムを楽しみつつ、中から古墳を作り上げているひとつひとつの石がとても大きいことに驚きました。
自然観察と歴史探訪を楽しんだ里編。参加者のみなさま、暑い中ご参加ありがとうございました!
※夫婦塚古墳は駐車場がありません。また古墳に立ち寄るには私有地の畔を通るため、十分配慮して見学ください。
主催:福岡市環境局


