毎月第2土曜は「まちなか森のガイドウォーク」。
9月14日は「路線バスで往復、鴻巣山で木々の梢を見上げる」。鴻巣山の尾根筋を歩いていき、おすすめのポイントで立ち止まり樹冠を見上げると…。スダジイの「クラウンシャイネス(枝葉がパズルのように譲り合って林冠を覆っている様子)」が広がっていました。
茶色っぽいのがスダジイ、緑が濃くて葉が重なっているのがタブノキ。譲り合って枝葉を伸ばしているのか、せめぎ合った結果なのか、解釈次第…笑
マイクロバスで急な坂道を上っていく「高宮-長丘循環バス」に乗りながら「この路線は地域の人もありがたいんじゃないかな」と話します。
鴻巣山に着いた後は、立派なスダジイ、伐採された切り株から芽生えるスダジイ、そのスダジイがいなくなったことでポッカリ空いた穴(ギャップ)などを見つつ歩きます。
 
いろんな姿のスダジイを見ながら、マテバシイのどんぐりを拾い、展望台から福岡市を一望し、金色のシロダモを見つけ、抱き合ったコナラとタブノキを見て歩きました。
市街地の真ん中にありながら、立派な木々に出会える鴻巣山、おすすめです。

↑伐採されたけど切り株からモクモクと芽吹いているスダジイ。上に空いたギャップからサンサンと日があたっています。

↓鴻巣山の展望台からの風景。この日は雲一つない感じで快晴!いつも2本のボトルで用意している健康茶ですが、この日は片方を冷たいリンゴジュースに(笑)。もう一つは冷たい「ウラジロガシ茶」。

↑コナラ(左)とタブノキ(右)、全然違う種類の木だけど、抱き合って育ってるみたいだねえ…。

↓今回、初めてお子さんが二人参加。拾ったマテバシイのどんぐりをお堂の前に並べて帰りました。