志賀島ビジターセンターで「探鳥会・志賀島の野鳥に出合おう」を実施しました。講師は日本野鳥の会福岡支部の田村耕作さんです。

今日はオオミズナギドリがきっと見られるよ!とのことで、まずは海辺へ。望遠鏡をのぞくと30羽は優に超えるオオミズナギドリの群れが海水面上を飛び交って、魚を獲っている様子が見られました。オオミズナギドリは世界的には日本近海にしか分布しておらず、無人島で繁殖するため、比較的近くで観察できたのはラッキーでした!また海辺では魚が好きな猛禽類のミサゴや杭に止まっているウミネコ、ハクセキレイの若い個体も見ることができました。

森や池を抜けて、勝馬の農村風景を見ることができるポイントではホオジロや縦横無尽に飛び交うツバメ、その中に珍しいコシアカツバメ、携帯電話のアンテナで休むハヤブサ、渡りの途中のコサメビタキなどに出合うことができました。

ビジターセンターに戻り、今日見られた野鳥をみんなで確認した後、企画展「志賀島で野鳥をたのしむDAYS」の中で上映しているスライドショーを鑑賞しました。今日見た野鳥もスライドショーの中で再度確認することができ、メモを取る参加者の方もおられました。バードウォッチングを通して、志賀島の魅力を存分に感じられた半日でした。

ご参加いただいたみなさん、サポートいただいた野鳥の会のみなさん、ありがとうございました。

※野鳥の写真は参加者の森健児さん(日本野鳥の会福岡支部)にご提供いただきました。

(主催:福岡県 共催:一般財団法人休暇村協会 休暇村志賀島 運営:NPO法人グリーンシティ福岡)