
曲渕の水源かん養林、茶話の森で実施した「ゆったり過ごす大人の森体験」。
前日の雨が上がってスッキリ快晴。心地よい風が吹いていました。
参加者は、森でゆっくり癒されたい、何か活動してみたい大人の方々です。

急斜面を登って山に入ると木漏れ日が気落ちいい!思わず深呼吸〜。

ヒノキ林では、福岡市水源林ボランティアの会さんから間伐のことや、手入れの必要性のお話がありました。
その後、みんなで巻枯し間伐を体験。
チェンソーなどを使わず、ヒノキの皮を剥いで時間をかけて枯らす方法で、生木を切るよりは簡単に行うことができます。
まずはノコギリで皮に切り込みを入れてます。
切り込みに竹串を差し込んで、皮をぐぐっと上に剥いでいくと…
美しい幹が現れました。
剥ぎたてのヒノキの幹はみずみずしく、ひんやりしていましたよ。
巻枯しした木は5年ほどで自然に倒れるのだそうですが、人が立ち入る場所では2年ほど経つとチェンソーを使って伐倒しているそうです。
こうやって計画的にお手入れされているので、程よく明るい林が保たれているのですね。
下山後のクラフトタイムでは、ヤマザクラの枝で森の色えんぴつを作りました。
えんぴつに良さそうな枝を切り出し、好みの枝に好きな色のクーピーを入れて削っていきます。

削り馬を使って、かわいい色えんぴつができましたよ。
ご協力くださった福岡市水源林ボランティアの会のみなさん、ありがとうございました。
(主催:福岡市環境調整課)