かなたけの里公園にて年末祭が開催されました。
私達は湿地保全体験「カエルのために一仕事」で出展。雨にもめげず、参加してくださったみなさんと湿地をほりほり。年明けに産卵へやってくるニホンアカガエル達のため、水面を確保する作業を行いました。

この日は朝から雨。年末祭メイン会場もコヤードから管理棟周辺に移されての開催でした。
私達の実施場所はそこから少しくだったところにある縦長な湿地。元々は田んぼだった場所です。
ここには毎年、絶滅危惧Ⅱ類のニホンアカガエル達が産卵にやってきます。が、現在はセリなどの湿生植物が生い茂っていたり、イノシシがぼこぼこに掘り返していたりで水が溜まりにくい状況。

そこで「カエルのために一仕事」!
雨にも寒さにもドロドロにも負けない、頼もしい子ども達が集まってくれました。
まずは長靴を履いて湿地を探検。クモがいた!バッタがいた!アカガエル出た~!
慌てて飛び出す生きものに大喜びの子ども達。
探検した後は三角ホーを持って水が流れやすい道筋を作ったり、ぼこぼこな面をならしたり。
小さなお子さんもぬかるみに足をとられながら必死に頑張っていました。
作業のあとはお礼のダイコンを引き抜いておしまい。

これでアカガエル達も安心して卵を産みにきてくれそうです。
1、2月頃、ぜひ湿地を覗いてみてね!

泥んこになりながら手伝ってくださった里ボラのたっちゃん、まなちゃん、GCFボラのまーさん、ご協力ありがとうございました。

(主催:かなたけの里公園)