安全管理のコラム第72回「イネ科の花粉症」2022年5月

先月、スタッフのまさみんから花粉症になった話を聞きました。

週末にスズメノカタビラでリースを作ろうとしたら、くしゃみ鼻水が止まらなくなったんですって!


コラム「草花クラフト」にその時のことが書かれてます。


スズメノカタビラは、道端や庭、田畑、校庭などごく普通に見られます。一番「雑草」って言われがちな草かも?イネ科の植物で、シャラシャラとした穂をつけます。よく見るとかわいい。


イネ科の植物は風媒花(ふうばいか)なので、花粉を風に運んでもらって増えていきます。イネもコムギも、竹の仲間やススキもイネ科なので花粉を飛ばします。

この飛んでくる花粉が原因になるということですね。


花粉症というとスギやヒノキが有名ですが、それ以外にも様々な植物が季節ごとに花粉を飛ばします。

九州地方で花粉症を起こす花粉が飛ぶ時期はだいたいこのくらい。

 ス ギ   2-3月

 ヒノキ   3-4月

 イネ科   4-5月 カモガヤ、ハルガヤなど

 キク科 9-10月 ブタクサやヨモギなど

参考文献: 環境省(2019)花粉症環境保健マニュアル2019. https://www.env.go.jp/chemi/anzen/kafun/manual/2019_full.pdf

実は、私もスズメノカタビラで花粉症が出るとは知りませんでした。おそらくそんなに多くの人でなく、一部の人だけだとは思いますが…。

イベントなどで、大人数で草地で遊んだり、草花クラフトしたり、草むしりをする場合は、時期を考慮して気をつけたいと思います。まれなようですが、喘息の発作やアナフィラキシーショックを起こした例もあるそうです。


一つ幸いなのは、イネ科の花粉はあまり飛ばないことです。

スギやヒノキの花粉は何十キロも飛散するので逃げられません。しかし、イネ科の花粉は飛んでもせいぜい数十メートル程度。草地から離れたら避けることができます。

 

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