今年の暑さはヤバいな、と感じます。

このコラムでは過去に3回、「熱中症」を取り上げています。

第53回「例年以上に熱中症に注意?」2020年7月

第29回「屋外作業の熱中症4パターン」 2018年6月

第19回「熱中症になりにくい身体」 2017年7月

 

きびしい暑さの中で行う野外体験では熱中症対策が必須ですね

こうのす山の親子体験ではお茶コーナーのジャグは二つ用意。一つはスポーツドリンクで、もう一つは氷水です。氷水の方はタオルや手拭いを洗ってしぼり、顔や首筋を拭くのにも使ってもらっています。

他にも「全体のプログラム時間を短くする」「活動場所の日当たりや体感温度を考慮する」など、できるだけのことをやっています。

 

さて、厚生労働省の人口動態調査では、熱中症で亡くなった方の数と推移がわかります。

グラフにしました。90年代〜00年代に比べると2010年代以降にかなり増えています。

65歳を区切りに色分けすると、とにかく65歳以上の増加が大きいことがわかります。

室内で、日常生活や就寝中に熱中症になる方が多いとも聞きます。

ご高齢の方はこれまでの習慣でエアコンを使わなかったり、体調変化を感じにくかったりすることがあるかもしれません。

ご家族や身近な方の過ごし方や体調をお互いに声をかけあいたいですね。

どうかみなさま、お気をつけてお過ごしください。