毎月第2土曜は「まちなか森のガイドウォーク」。

10月12日は「意外と知らない、東公園」をみんなで歩きました。

 

写真は、地下鉄の駅から歩いていく途中にあった「穴あきクスノキ」。

どうやってこんな風になったのかな?

1本ずつ、思い思いのかたちに育ったクスノキたちの並木を通って東公園に向かいました。

立ち止まって、おぉ…と見上げたのはケヤキの木です。残念なことに今年、枯れてしまったようです。春に若葉を出したけど、この夏がきびしすぎたのでしょうか…。

東公園のシンボルは亀山上皇の銅像です。日露戦争のあった1904年に建てられました。

この高台から眺める風景、かつては見事な松原で、その向こうには博多湾が見えていたことでしょう。

東公園は、福岡県で最も古い公園で、1873年の太政官布告によって福岡県初の公園に指定されました。なので、あちこちに歴史的なスポットや痕跡を見ることができます。

せせらぎ水路に沿ってラクウショウの木立があります。写真は膝根(しっこん)ですね。水辺に育つ杉の仲間、ラクウショウは呼吸のため根っこを地表に出すことがよくあります。

この日のお茶は「ゴボウ茶」と「たんぽぽコーヒー」。気持ち、濃いめに入れてきました。

お茶の時間、ちょっとだけ苔の上で裸足になってみましたよ。一部で話題の「アーシング」体験。

この日はキレイに晴れて散策日和。公園の木々も史跡もゆっくり歩いて楽しみました。

コブシの実が落ちてました。赤い果実をゆっくりひっぱると…みょーん。

糸が伸びてきて実はブランブランぶら下がります。みなさんもコブシの実が落ちてるのを見かけたら、みょーんしてみてください。

 

立派に育ったクスノキやラクウショウ、エノキなどの樹木を観察したほか、亀山上皇の銅像、招魂社の跡(と珪化木)など明治時代の空気を感じる2時間でした。