10月のかなたけの里の生きもの調査はモズ祭りでした。

あちこちでモズの「高鳴き」が聞こえ、約3時間回って10羽をカウントしました。モズの高鳴きとは秋から冬の時期にかけて、採食のためのなわばりを主張するかん高い鳴き声のことです。

 

こちらはモズのオス。黒い眼帯のような模様が凛々しいですね。

モズはバッタやカエルなどの生きものを狩る里のハンターで、とてもかっこいい野鳥です。目のところの過眼線が黒いのがオス、茶色いのがメスですが、同じオスまたはメスでも個体ごとにだいぶ色合いや模様の入り方が結構違います。時々めっちゃハンサムなオスや美人なメスを見つけ、それを周りの先輩方に伝えて盛り上がっています。

そんな大好きな野鳥なので、「モズのように鳴く」のも気合いが入ります。鳴いてみたところ…どうも悪役っぽい笑い声になってしまいました。「ケーケッケッケッケ」とか「キィーキキキキキ」に加えて、「ギュッギュッ」って声もよく出します。

画像をクリックしてみてね!私が鳴きます。

高笑いと共にカエルが連れ去られる場面が思い浮かんでしまいました。
イラストのカエルはこの後「はやにえ」にされるのでしょうか。
モズさん、勝手に悪役にしてごめんなさい。
モズたちは今日も強くたくましく、生きています。

本物の声を聞きたい方はコチラでご確認くださいね↓
●サントリーHP
https://www.suntory.co.jp/eco/birds/encyclopedia/detail/1502.html
●日本野鳥の会HP「BIRD FAN」
https://www.birdfan.net/lanius_bucephalus/