毎月第2土曜日はまちなか森のガイドウォークの日。
1月11日は西鉄香椎宮前から出発し、クスノキ参道、香椎宮と周遊しました。

まずは、天皇の使者のための道であることから「勅使道」と呼ばれる香椎宮の参道を通り、香椎宮を目指しました。この参道には大正15年に植樹された165本ものクスノキが立ち並んでいます。

香椎宮に到着し、まず目に止まったのは菖蒲池に半分浸かるクスノキでした。

その後、弁財天社や立派な米マツの横を歩き、楼門から拝殿へ向かう途中、御神木「綾杉」を観察しました。一度倒れたであろう枝がもう一度上に伸びていく様はとても力強く、神々しいものでした。

国の重要文化財「香椎造」である本殿を抜け、イチイガシの保存樹、大楠、勅使に植えられた松の木など様々な木を観察しました。

そして、少し離れた場所にある古宮を目指しました。香椎宮の起源の地となっている古宮には今も御神木「香椎」が残っており、そのさらに奥には仲哀天皇が戦いの拠点とした場所が残されています。この周りにも、スダジイやイチイガシ、足元にはイチヤクソウも見られた他、ひこばえの生い茂るスダジイといった珍しい樹木も観察できました。

最後には休憩所で温かいお茶をいただき解散しました。
とても寒い中、ご参加くださったみなさま、ありがとうございました!

次回は2月8日「六本松から旧筑肥線をたどる、梅光園緑道」です。

http://www.greencity-f.org/17104789121476

主催:NPO法人グリーンシティ福岡
(インターン生:ようちゃん)

追記:寒かったけど楽しかった!
歴史や謂れ、巨木、イチイガシがたくさん残っていたことなど、盛りだくさんでした。

(ひげさん)