7月16日、環境省九州地方事務所(熊本)で行われた「九州ロングトレイルミーティング」の
お手伝いにいってきました。
九州全県をつなぐ、九州自然歩道。
ネックレスみたいに九州を一周する、2900キロにも及ぶこの道をあるけば、
豊かな自然や歴史に触れることができます。
この九州自然歩道をより活性化させるために、
加藤則芳さん、木村宏さんが講演され、九州各地から関心の高い方々が集まりました。
日本のロングトレイル第一人者である加藤則芳さんから
「アパラチアントレイルに学ぶ 九州自然歩道再生へのいざない」
アメリカのアパラチアントレイルで加藤さんが撮った、たくさんの美しい写真を交えながら、
歩く人と迎える人それぞれの心情や、トレイルのボランティアによる管理システム、
トレイルエンジェルと呼ばれる人たちの厚意、長い距離をあるく素晴らしさなど、
わくわくするお話を伺いました。
信越トレイルクラブ事務局長の木村宏さんからは、
「自然歩道の活用先進事例〜信越トレイルの取り組み〜」
について。
信越トレイルの取り組みについて、九州自然歩道がお手本にしたい事例がたくさんでした。
地域やボランティアが集まって維持管理をしていることや、
その自然を生かした体験やグリーンツーリズム、楽しみながらやっていくことの大切さ、
また、説明会や講習、地域向けのイベントのことなど、
具体的なお話が聞けました。
満席となった会場は、九州各地から集まった参加者がとても熱心に聞き入っていました。
質問やご意見もたくさん出て、関心の高さがうかがえました。
ひげさんの板書はコチラ。
(↑クリックすると大きくなります)
講義の内容に、参加者から寄せられたふせん(意見やご質問)が貼ってあります。
素敵なお話を聞くことができて、とてもよかったです。
九州自然歩道、みんなでもっと良くしていきたいと思いました。
まずは、福岡を歩いてみたいと思います。
●加藤則芳さん公式サイト「バックパッカー歳時記」
http://www.j-trek.jp/kato/
●信越トレイルオフィシャルサイトhttp://www.s-trail.net/