福岡県には、篠栗町、黒木町、うきは市の3箇所の森林セラピー基地があります。

今回は、この3市町で活躍されている森の案内人さんが集合して、合同で研修を行いました。

架空のセラピーロードをもとにグループで森林セラピーの1日のプログラムをデザインしました。一日の始まりのあいさつ・ストレッチから、森の中でできる癒しのアクティビティの案を出し合い、最後の振り返りまで、どのグループも資源を活かしたたくさんのアイディアが詰まった内容でした。

午後の「こんな案内人はイヤだ」というテーマで、森の案内人の求められる姿を確認しました。身だしなみやお客様への気配り、案内の声の大きさや態度などについてたくさんの意見が聞かれ、案内人の皆さんが、お客様へ森の癒しを味わってもらうために気をつけている細かな気遣いを感じました。

最後はガイドをしていて「良かったこと」「嬉しかったこと」を共有するワールドカフェをしました。
森の案内人として、それぞれが常日頃思っていることを出し合い、模造紙に書き込んでいきます。
案内人さんたちの生き生きとした表情が素敵でした。

3市町合同研修では、それぞれの案内人が、楽しみながら質の向上に努めていて、去年よりもレベルアップしているな、と感心しました。グリーンシティ福岡も、緑と人を結ぶNPOとして、セラピーとともに成長していきたいと思いました。