「志賀公民館の活動協力を一緒にやりませんか?」地域文化を再発見し、継承・創造していくことをテーマに活動している任意団体「ミライオン」のメンバーから声をかけていただき、今回の子ども向けワークショップを企画しました。


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当日は、志賀島に暮らす2人の子どもと2人の大人と一緒に、「志賀島のいいところ」を町の大人たちへインタビューして回りました。

過疎化が進む志賀島。
小学校は全校生徒30人ほどにまで子どもが減っています。
また、陸続きとは言え、福岡市中心部まで車で小一時間。
渡船やバスが公共の足として欠かせませんが、それも減便になるのではという噂もあります。
都市に近い中山間地域が抱えている問題に、志賀島も同じように直面しています。

それでも海と山の両方があることを誇りに思っていたり、子どもが減っていることに寂しさを感じていることなど、大人たちの普段は口にしない想いを聞けたことが、子どもたちにとってよい機会になったようです。

最後に、自分たちが大人になったとき、志賀島がどうなっていてほしいか尋ねてみました。
「海にゴミを残して行く人がいる。海がきれいになったらいいな。」
というのは、6年生の女の子の想い。


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志賀島で活動していく私たちとミライオンのメンバーにとっても、とてもよい発見がありました。またミライオンと一緒に、今後の志賀島での活動を考えたいと思います。