2月3日、第4回篠栗町森の案内人養成講座を開催。
今回のテーマは「遍路宿のこと、おもてなしの心」。
前半は九大の森でグループに分かれてミニガイド実習。
ガイド役とサブガイド役を決めてガイドスタート!
ガイドはグループを先導し、サブガイドはサポート。
小道具を使ったり、樹木に触れてみたり、みなさんの個性があふれるガイドでした。
ルーペや手鏡、シート、スケッチブックなどの小道具。
後半はクリエイト篠栗に集まっての講話。山王屋の女将、岡部眞由美さんに
お越しいただき遍路宿のことお聞きしました。
嫁いでいらっしゃった昭和51年頃の様子。道が舗装されていなかった
ことや、休憩のための茶店があること。その頃から続く常連さんが
何組もあり、まるで親戚のようなお付き合いがあること。
自分自身で八十八ヶ所を巡り、はじめてその道のりや苦労、気持ちを
感じることができたこと。宿泊された方からは「実家に帰ってきた
ように感じる」とおっしゃる方もあるそうです。
古くから霊場の皆さん、遍路宿の皆さん、いろんな方が篠栗を訪れる
方をお迎えしてきたのだなあ、とあらためて実感しました。
次回は最終回。新しい森林セラピーガイドの皆さんが巣立ちます。
(主催:篠栗町産業観光課/「篠栗町森の案内人養成講座企画運営業務」)