初めまして。新スタッフの伊東しおりです。
初めてなのにタイトルで「続?」とお思いの方、実は私、2018年1月のトークカフェ「びっくり!動画で見るふくおかの虫」で講師をさせていただいた伊東竜平の隣にいた妻です。コラムのタイトルは悩んだ末、「続」をくっつけてそのまま使ってしまいました。よく「大胆だね」と言われます。どうぞ宜しくお願い致します。


さて、早速ですが、今月の個人的ヒット。ニホンミツバチを紹介したいと思います。
ニホンミツバチは名前の通り、元々日本にいたミツバチです。よく似た虫に農家や養蜂家が仕入れて飼っているセイヨウミツバチというハチがいますが、地味〜な体色の方がニホンです。性格はとても温厚で、時期を選べば巣に近づいても攻撃しません。

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このニホンミツバチ、農薬等の影響で数を減らしているそうです。
何とか助けになってやりたい一心(+ハチミツの味が気になるちょっとの下心)で数年前に巣箱を作成し、入居してくれるのを待っていましたが、なんと今年、入ってくれました!私たちの仕掛けた箱の隣にあるS理事の箱に・・!

ということで、今回は巣の入り口にマクロレンズを突き付けて、花粉団子を脚に、蜜をお腹にたっぷり集めて帰ってくるハチ達と、これから出掛けるサッパリしたハチ達を大きく映した動画を作りました。

団子を貯めこむ後脚は、平べったくて何か仕組みを秘めているのでしょうね。出発前は大事な触覚を一度掃除して出ていくハチ達の姿も見られました。そんな慎重派になりたいものです。


ニホンミツバチの行動範囲は約2kmと言われていますが、天神の花壇でも見かけたことがあります。この地味〜なミツバチを見かけたなら、そこから2km圏内にニホンミツバチの巣があるのでしょう。私達の住む街にもこんな可愛らしいハチ達が賢明に命を繋いでいることを是非、みなさんも想像してみてください。