県内でアブラギリの群落を見つけたのは昨年6月。
ここでなら、憧れのオオキンカメムシ達の暮らしを観察することができるかもしれない!そう思って夫婦で通い続け、8月の終わり頃まで暑さ厳しい時期に産卵から孵化、成長していく幼虫達の姿、成虫の旅立ちまでを撮り収めることができました!

はじめに気になったのは幼虫達のお尻から出ている長い管。
お尻から伸びているのかと思いきや、なんと長い口吻がはみ出しているのでした。
吸汁するときは、この中からもっと細い口針という器官が出てきます。

FB_IMG_1617698939937.jpg

幼虫達が吸うアブラギリの実を割ってみたらこんな感じでした。
中の種の部分を吸っているのでしょうか。