第14回の植物園里山ボランティアは雨が予想されたにもかかわらず、たくさんの方が参加してくださいました。
10代の若い参加者の方も多く、親子連れの参加もありました。平均年齢も若返り、いつも以上ににぎやかな里ボラでした。
まずは里ボラベースに集合して、準備運動して出発!
この日の作業地は、前回も作業を行ったコナラのあるロータリー近辺。
里ボラベースを出発し、森を見ながら歩いて移動します。
作業地では、密を避けて3つのグループに分かれて作業を行いました。
このグループは前回の土中環境改善作業を行ったロータリーで、残った半分の改善作業を行いました。
若手メンバーも、慣れない土木作業に一生懸命取り組んでくれました。
もう1つのグループは、ロータリー裏の足場の悪い作業地。
土の流出を防ぎ、土中環境を良くするための作業を行いました。
体力の要る作業なので、休み休み。
3つ目のグループでは、アラカシのひこばえを伐って、森の手入れをしました。
伐った枝は、前回作成した「森の色えんぴつ」用にとっておいたり、細いものはまとめて集めておきました。
そんな作業をしながら、色んな生きものに出会えるのも、里ボラの楽しさの1つ。
立派なキノコも発見!
ほかにも、カナブンやセミの幼虫、カタツムリなど、いろんな生き物と出会えました。
最後は、試行的な「どんぐりポット」作りも行いました。
小さなどんぐりの実生をポットで育てて、どんぐりの苗を作る計画です。
一方その頃、一人で黙々と作業してくださった方もいます。
「森の色えんぴつ」作りで使う、ドローナイフを研いでいたのです!
専門性のある人がその専門性を発揮して、経験のあるメンバーが初参加のメンバーに経験を伝えながら、初参加メンバーは体力と遊び心を発揮する。そんな新しい兆しが見えた、里ボラになりました。
メンバーによる自主的な活動も広がりつつある里ボラ。
次回は少し間をあけて、10月16日(土)
お気軽にご参加ください。お申込みはこちらからどうぞ。
(共働事業「まちなか里山事業」NPO法人グリーンシティ福岡&福岡市動植物園・みどり運営課)