「かなたけの里公園の冬の里山観察会」の同日午後から行った「アカガエルの卵塊オンライン観察会」。10組のみなさんが参加してくれました。
画面越しでも伝わるよいお天気の中、まずは池の周りにある枯れたジュズダマやセイタカアワダチソウのフワフワ綿毛を観察しました。
その後ヒゲさんが池にそーっと入ってみると…ありました、ニホンアカガエルの卵塊。
別のところにも、いくつもの卵塊を見ることができましたよ。
卵塊の一部をシャーレに入れて、卵がいくつあるかみんなで数えてみました。
だけど、たくさんありすぎて途中でギブアップ!
それでも50個はありましたよ!
一つの卵塊に千個ほどの卵がついてる計算になるそう!(ヒゲさん談)
こちらの卵塊はまだ新しいらしく、卵のぷつぷつも固そうです。日にちが経っている卵は、オタマジャクシの形がなんとなくわかるようになっていました。
卵塊観察をしている間、公園スタッフが大人のニホンアカガエルを見つけてくれて、こちらも観察。お顔をじっくりみることができましたよ。
観察が終わったら元の水辺に戻っていただきました。ありがとう!
ニホンアカガエルは冬の寒い時期に卵を産んで、1ヶ月ほどでオタマジャクシになった後、4月の下旬ぐらいにカエルになって森に帰っていきます。来年、今度は卵を産みにここに戻ってきてくれるかな?
(主催:かなたけの里公園)