9/9(土)にふくおかの森里川海つながりネイチャーツアー〜第3回「漁船で体感する豊かな博多湾の恵み〜を開催しました。

自然の恵みや身近な生きもののつながりを学ぶ連続3回のイベントの最終回。第1回は早良区内野から森と川のつながりを、第2回は室見川中流域から里と川野つながりをオンライン配信で学びました。

第3回の最終回は、漁船に乗って豊かな博多湾を体感するツアーを実施しました。

とってもお天気がよくクルーズ日和!

参加者は伊崎漁港から5隻の船に分かれて乗って、いざ出発〜。
海風、気持ちいい!

まずは沖に出て、海から福岡の街を眺めてみました。第1回の配信は遠くに見えている脊振山系の麓からでした。あの山々に降った雨が、川を通って海に流れ込んでいるのですね。なんだか感慨深い。

漁船では、漁師さんが参加者からのさまざまな質問に快く答えてくださいました。

獲れたてのシャコを見せてくれた船も…!

クルーズの後はお魚ふれあいタイム。
生きもの好きの子ども達が、博多湾で獲れたお魚達を心ゆくまで触って楽しんでいました。

引き上げられた海底ゴミも見せていただきました。なんと、海底ゴミの大半は川から流入したものだとか…!

最後は会議室でまとめのお話。
伊崎漁港の半田会長が「今、森の水は海まで流れてこないんですよ。途中で私たちの生活水として取水されるようになっているから、山から取り込んだ栄養分が減った状態で海に流れているのですよ」とおっしゃったことがとても印象的でした。森と川と里と海、しっかりつながっているのですね。

今回、伊崎漁港のたくさんの漁師さんのご協力をいただき、このイベントを開催することができました。伊崎漁港のみなさん、ありがとうございました。
そして、参加してくださったみなさん、お疲れさまでした!

(主催:福岡市環境局環境調整課)