かなたけの里公園で日頃、竹切りの活動をしている「里山ボランティア(通称:里ボラ)」の皆さん。今月の活動は湿地のお手入れをするということで、一緒に作業をしてきました。

湿地はそのまま放置しておくと草が生え、土砂で埋まって草地になっていきます。トンボのすみかやアカガエルの産卵場所として、いい感じの湿地を保つためには定期的なお手入れが必要です。

今回は、まず刈り草を集めて積み上げるところからスタート!

そして、水の取り入れ口から溝を掘っていきます。浅い池をあちこちに作って、水がゆったりめぐるようにつなげました。

目標とするのは「ニホンアカガエルの産卵場所」です。アカガエルたちは年明け1〜3月くらいに産卵するので年内に環境を整えてあげたいのです。

いい感じになってきましたよ。あんまり深くしてもアカガエルたちは好まないようなので、10〜20cm程度の深さになるように調整していきました。

作業していたらニホンアカガエルが出てきてくれました。この個体はとてもあざやかオレンジ色をしてますね。いい産卵場所を作るからね!

ということで、1時間半程でこの日の作業は終了!上から眺めたらこんな感じです。

この下流側にももう何倍か手入れしたい湿地があるのですが、手作業なので今回はここまで。手の空いた時に少しずつ広げていければと思います。

里ボラの皆さん、おつかれさまでした!2月になったら卵塊調査しましょう!

 

主催:かなたけの里公園(指定管理者:チーム里の環)