報道やネット記事で見つけた、森や緑に関する事故、レジャーや体験活動、ボランティア活動の事故など、スタッフが気になった事故事例を収集しています。

 

私たちが収集した事故事例の件数を振り返ってみると…

 2020年度 23件
 2021年度  8件
 2022年度 24件
 2023年度 22件
 2024年度 23件

となっていました。

 

3ヶ月に一度、集めた事故事例をスタッフ4人で読み合わせ、1事例を選んだ上で「事故事例研究」を行なっています。

今年、取り上げた事例は

 「もらったミツバにキツネノボタンが混じっていて誤食」
 「幼児がマムシグサを誤食」

でした。なんか誤食の事例が続いてますね。その時のスタッフの関心によるのだと思います。

 

昨年以前は

 「湿地作業でのセルカリア性皮膚炎」
 「草刈中のツツガムシ病感染」
 「スギ伐倒時の下敷き事故」
 「脚立からの転落事故」
 「木工体験時のノミによる事故」
 「磯釣りでの転落遭難」
 「電動丸ノコでの切創事故」
 「SNSの『炎上』事例」

などを取り上げて、事故事例研究を行なっています。

 

まずは「報道から読み取れる事実」、

そして「そこから推測できること、考えられること」を整理した上で、

「事故を起こさないための対応・対策」を考える、という手順です。

毎回、色んな気付きがあり、勉強になっています。

2016年9月の第11回「事故事例研究」でも紹介しています。

http://www.greencity-f.org/article/15464206.html

 

最近は事故事例のほとんどを、スタッフしおりんが集めてくれています。

(私は年に2〜3件くらい…?)。いつもありがとう!

 

森づくり団体や自然学校、環境学習施設、公園の指定管理者など、いろんな組織・団体の方におすすめしたい取り組みです。