まもるーむ福岡で環境のための小さな一歩シリーズ第3回「草の根炭焼きで脱炭素~バイオ炭がつなぐ人と地域と未来~」を開催しました。

ゲストは温室効果ガス削減推進市民ネットワーク代表の深澤義則さん。体内に炭素を蓄えている植物を炭にすることで炭素を固定化、燃やさない限り長期間固定できるので大気中の二酸化炭素を削減でき、地球温暖化の防止につながる。この難しい内容を深澤さんが分かりやすい言葉とスライドを使って説明してくださいました。その後グループに分かれて参加者さん同士で交流しました。

放置竹林の整備で出た竹や果樹の剪定枝を炭焼きされることが多いそうで、最近はカキの養殖で使われるいかだ(竹製)の炭焼きも始まったそうです。

炭の主な活用例を3つ紹介してくださいました。

一つ目は土壌改良材として。畑にまいて作物を育てると生育が良くなり収穫量が上がったそうです。味も良くなったとのこと。炭は多孔質なのでその中に多くの微生物が住み栄養のある土壌にしてくれるんですね。
二つ目は堆肥化促進材として。堆肥に混ぜると堆肥の温度があがり腐敗菌が減って発酵菌が増え、堆肥化が早まるそうですよ。
三つめは畜産での利用。飼料に混ぜて与えると、糞などの排せつ物の匂いを抑制してくれるそうです。また、牛のゲップが減り、メタンガス排出の抑制にも!脱臭効果もあるので、寝床(敷きわら)に撒くことで悪臭を抑えるそうです。動物にとっても快適な環境にしてくれるんですね。

後半は3グループに分かれて参加者同士のおしゃべりタイム。
このイベントに参加しようと思った理由や日頃行っている活動、興味がある活動についてお互いに意見交換しました、実際に炭焼きしてみたい、炭焼きしながらバウムクーヘンを作ってみたい!コンポストに炭を入れてみよう、などの意見がでましたよ。

最後に深澤さんから、安全に炭焼きすることが大切なので安全対策をしっかり学ぶこと、そして、草の根で持続可能な活動とするために大切にされていることを話してくださいました。「シンプルであること」「小規模であること」「低投資であること」「多くの人が参加できること」「色々な仕組みを適材適所で取り入れること(多面展開)」「美味しい、楽しいこと」

今回伺った話を何度も思い返し、さらに理解を深めたいですね。
くらしの中に環境のための行動を楽しく取り入れるきっかけになりました。参加してくださった皆さん、そして深澤さん、ありがとうございます。

(主催:まもるーむ福岡)

分かりやすい言葉でお話してくださいました。

交流会の様子。バウムクーヘンを作りながら炭焼き体験をしてみたい!などなど話が盛り上がりました!

モバイル無煙炭化器「SUMIKA」を持ってきてくださいました。