(白森人)いい香りやね~ (緑森人)そうやね~、日向ぼっこ気持ち良いね!

陽射しはすっかり春めき、休眠中だった盆栽たちも少しずつ動き始めました。
盆栽たちが無事に冬を越せたことに安堵しながら愛でていると、いくつもの花を咲かせている一鉢がありました。タイワンツゲ(台湾柘植)です。
今回は、この台湾ツゲをご紹介します。

台湾原産の常緑広葉樹である台湾ツゲは、日本原産のツゲに比べて葉が細長く、薄いのが特徴です。
縦に深く割れた幹肌が魅力的で、枝の肌までしっかりと割れが入り、独特の風合いを醸し出しています。

芽吹く力が非常に強く、剪定を怠るとたちまち枝が混み合ってしまいます。枝が枯れ少々樹形が崩れても、日当たりと風通しを良くすれば再び芽吹いてくれる強健な樹なので、ついついお手入れが後回しになってしまうことも。

薄黄色の花は一見目立ちませんが、ボンボンのような丸い形が愛らしく、甘く清涼感のある香りは、まさに清らかな春そのものです。

季節のうつろいを間近で感じさせてくれる盆栽。マンションのベランダという限られた空間で、貴重な感覚を与えてくれます。