このシルバーウィーク、交通事故のニュースをいくつか目にしました。
そう言えば、7年前のこのコラムで連続3回、交通事故について書きました。
安全管理のコラム第45回「交通事故のこと(1)」2019年11月
交通事故全般のこと。
安全管理のコラム第46回「交通事故のこと(2)」2019年12月
スマホなどの「ながら運転」のこと。
安全管理のコラム第47回「交通事故のこと(3)」2020年1月
飲酒運転、特に翌日に残るアルコールのこと。
ちょうどこの頃、運転中のスマホ使用に対する罰則が強化されたからです。
違反点数は『保持』で1→3点、『交通の危険』で2→6点。
普通車の反則金も6,000円→18,000円と、それぞれ3倍になりました。
その後どうなったのか。
警察庁の資料では、携帯電話等の使用による死亡・重傷事故は、2019年の109件から罰則強化を経て、2020年に67件に大きく減少しました。
ところが2021年以降は再び増加傾向で、2025年には148件と過去最多となりました。
警察庁「令和7年における交通事故の発生状況について」(PDF)
p7が「課題2-2 自動車〜携帯電話等使用」
一方、交通事故全体の件数は、2020年の309,178件から、2025年には287,023件へ減少。
交通事故全体が減るなかで、スマホ等の使用による死亡・重傷事故は増えています。
2019年と2025年を比較すると、スマホの使われ方もずいぶん変わりました。
・スマホがほぼ全員に普及(最も使用する携帯電話がスマホである割合83.9%→97.9%)
・ショート動画が急速に普及
・SNSの投稿が文章、画像から動画に移行
・動画配信サービスの普及
といった変化があったように思います。
もちろん、ショート動画やSNSが事故増加の原因だと言いきることはできません。
でも、運転中にちょっと画面を見たくなる。そんな誘惑は、7年前より増えてはいそうです。
ちなみに2019年のコラムを読み返すと、私は
「私自身が気をつけたいのは、Googleマップなどのナビアプリの使用です」
と書いていました。
目的地の設定とか、高速使う使わないの切り替えとか、操作は停止時に。
気を付けないとですね。