2011年夏の玄界灘沿岸の松枯れ被害を見て、
その被害を食い止めるために市民ができることは?
都市部の緑に関わるNPOとして何ができるか?を考えました。
被害木の伐採後に落ちた枝にも「マツノマダラカミキリ」の幼虫が残っていると
樹木医の方からのアドバイスをいただき、「松枝拾い」のイベントにつながります。
その後、各地で松原保全の活動をしている団体や関心のある市民の
ネットワークづくりや、活動のPRのための「玄界灘松原マップ」の作成、
松原保全団体・造園業者の皆さんらとの実践的な保全作業、
活動の資金源となる可能性を考えての「松葉の炭づくり」などを行いました。
<グリーンシティ福岡の取り組み>
2012年度
・松枯れについての自主ゼミ
・奈多松原での枝拾いイベントの実施
2013年度
・「カーボンオフセットを伴う松原保全普及事業」
(日本郵便株式会社・平成25年度年賀寄付金による事業)
2014 - 2016年度
・「奈多松原保全活動」
(森林・山村多面的機能発揮対策交付金)
「奈多植林会」「一般社団法人福岡市造園建設業協会」との協働
2015 - 2016年度
・「松原の草木灰づくり事業」
(トヨタ自動車株式会社・2014トヨタ環境活動助成プログラム)
2014年度から現在まで
松の枯れ枝拾い@西区今津松原 (2014.3.24)
松の枯れ枝拾い@東区奈多松原 (2014.3.15/16)
シンポジウム「再生する海岸林」―松枯れ、防災、ボランティア― (2014.2.11)
今津松原でのボランティア活動 (2013.12.6)
西日本新聞に掲載されました (2012.5.27)
奈多の松原 松の枯れ枝拾い (2012.4.30)
グリーンシティゼミ 樹木医に聞く 松枯れの話 (2012.4.13)