家庭と職場のエコトーン(2021年8月スタート)

グリーンシティ福岡のスタッフで、糸島市で「マイマイ計画」を主宰する「のじー」こと野島智司による、新しい連載コラムがスタート。
糸島の古民家に暮らすのじーが、リモート勤務をしながらの子育てや古民家生活について書いていきます。

著書:
『カタツムリの謎:日本になんと800種! コンクリートをかじって栄養補給!?』誠文堂新光社
『マイマイ計画ブック かたつむり生活入門』ele-king books(Pヴァイン)
『ヒトの見ている世界 蝶の見ている世界』青春出版社

第1回 リモートワークとエコトーン(2021年8月)

私のグリーンシティ福岡での勤務形態は、基本リモートワークです。
事務所に出勤することはほぼありません。家を出るのは、週末などにイベントスタッフをするときだけです。

最近はわがままを言って、週4日16時までのリモート時短勤務にしてもらい、作家活動も継続しながら、夕方はなるべく家族との時間に充てるようにしています。

 

昨日夕方は、勤務後に近くの海へ行きました。

ちょうと干潮だったので、たくさんの生きものを見つけることができましたー。


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ところで、「エコトーン」って何? 初めて聞いた、という方もいらっしゃるかもしれません。

エコトーン」とは、主に生態学で使われる言葉で、2種類以上の異なる環境の推移帯を意味します。

「接点」とか「境界」という言葉でも言い換えられなくもないのですが、「エコトーン」というと、線的ではなく、グラデーションのある面的な領域というニュアンスが出てきます。


また、エコトーンでは、生物多様性が高まる傾向があります。

たとえば、陸域と水域のエコトーンは、水位によって陸になったり水につかったりする領域で、陸に棲む生きものと、水に棲む生きものと、さらに湿地特有の生きものとが混じり合うので、生きものが豊かなのです。

 

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さて、私のリモート勤務は、おもに納屋の軒下を使っています。

子どもが庭で遊んでいるのを見守りながら仕事をすることも多いです。

まさに、家庭と職場という2つの異なる環境が重なりあった状態です。


エコトーンという言葉がしっくり来たので、専門用語から拝借しました。

きっとリモートワークにも、自然界のエコトーンに似たものがあるのではないでしょうか。

糸島の古民家でのリモートワーク。
私と妻と、最近5歳になった長男と、4月に誕生したばかりの次男の4人家族。

リモートワークしながらの古民家での暮らしは、楽しいことも苦労もたくさんあります。


ここではできるだけ、ありのままを綴っていきます。